私的広辞苑

わたしが息をするための場所

小坊主の退職 ~ころもち編~

2月8日(水)は、小坊主の退職する日。

約2年間と半月くらい勤めた会社。頑張ったね。

この前に勤めていた会社は、新卒で入社した会社で、なかなかに対応が酷かった。本人の自覚以上に酷く、残業は100時間を越えることも普通にあった。あまり大切にしてくれない会社であったけれど、最後は辞める時に別れを惜しんで転職先でも必要になる小物を贈ってくれた。よかったなあと端からみて思ったし、その点はとても感謝している。小坊主の顔も、とても嬉しそうだったのが印象的。

 

新しい会社に移ろうとした時に小坊主のお母さんの病気が発覚。お陰で転職期間に彼のお母さんの所へお見舞いに行ったり、色々連絡を取りあったりすることが出来た。本当にタイミングがよかった。小坊主のお母さんと神様からの贈り物だね。よかったよ。その後上手いこと転職することが出来て、彼のお母さんも喜んでいた。私も当時は、公的機関で短期間のお仕事していたので、同じビル名の場所で働くことになってびっくりした

そして、亡くなった。

 

その後、入社後間もないにも関わらず、会社の人によくしてもらって、お見舞いや香典までいただいた。有志とはいうものの、まだ全然知らない人の為にお金を集めてくれたのは、有難い事だった。

わたしも、忌引きすることが出来て、急いで実家に帰る小坊主の用意をしに帰ることができた。

沢山の人のお陰で、なんとか今日という日がある。この会社で沢山の事を学んで(人の気持ちとか)、沢山の迷惑をかけて、成長できたのかなあと嬉しく思うよ。

なかなか堅苦しい会社ではあったようだけれど、きちんと残業代は出るし、大きな仕事を任せてもらえたし、どこをどうとってもホワイトな会社だったなあと思うよ。次が怖いくらい!笑

もうここ以上の会社に入社出来ないのかなと思うと、怖いよ~。そう思えるくらいに、いい会社にはいれてよかったし、よくしてもらえてよかった。

 

もちろん本人は嫌なことも沢山会ったと思うけれど、、、残業して日を跨ぐなんてざらだったし。終電なんて当たり前だったし…笑

 

そして今日は、他部署の人たちや後輩、同じ部署内の人たちから沢山のプレゼントや言葉をもらって、にこにこしながら帰宅した。本当にうれしい。

“みんなにね!こう言われたの!”と嬉しそうに話す小坊主は、小学生の男の子みたいだった。笑 

こんなに嬉しい気持ちになることは、あまりないと思うから、よかったなあ。

大切にしてくれて、本当に有難い。小坊主は、この経験から“こうしてもらった嬉しいと言うことをしったのだから、他の人にも今後していこう”ということを学んで、人にも同じように優しい気持ちで、お礼をするようになってくれたらいいなあ。

 

何はともあれ、小坊主の事を大切にしてくれて本当にうれしい。どこかで巡りめぐって彼らに届くかもしれないので、私は日々他の人に優しい気持ちで接しようと思いました。

 

 

小坊主へ

みんなが小坊主との別れを惜しんでくれてよかったね。有難いね。そしてそれだけお仕事頑張ってきたんだね、おつかれさま。かっこいいよ!

みんなが大切にしてくれたように、小坊主も次の職場でみんなを大切に出来たらいいな!オーストラリアでも、頑張ろうね。きっと楽しいことが沢山待っているよ!